お値段は一点あたりです。
※ アンティークのため、カケがございます。
ご注文後、大変お手数をおかけいたしますが「①」「②」どちらをご希望かGallery RYOよりご連絡、お伺いいたします。
①目立ったカケなし
②持ち手にカケあり
詳しくはお写真でのご確認をお願いいたします。
フランスの北西部ブルターニュ地域圏フィニステール県に位置し、県内で2番目に大きな都市である、カンペール Quimper。そのカンペールで作られた、カンペール焼です。
こちらはフラワーベースとして、一輪さしてテーブルに飾ったり愉しめるアンティーク品です。
さかのぼること15世紀頃。
カンペールで作られていた焼き物は素朴な素焼きのものだったそうですが、ルイ14世の治世、「他国に輸出できるような質の高い陶器を作るように」という王命を受けて、1690年に王立の陶器工房(後のアッシュベーHB社)が設立されました。
王命の背景にはフランス王室の財政難がありました。
・カンペールで大量の粘土質の土が発見
・陶器作りの地としてはカンペールは無名で生産コストを抑えられる
といったことが、王立工房設立の地として抜擢された理由となったそうです。
そしてカンペールは陶器の町として栄えていき、時には苦境も経験し、伝統あるこちらの陶器には歴史的背景、フランス王室の気品を感じます。
quimper pottery from Brittany, France
Quimper faience is produced in a factory near Quimper, in Brittany, France.
Since 1708, Quimper faience ("faïence" in French) has been painted by hand, and production continues to this day.
カンペール焼 持ち手付き フラワーベース
フランス
France
法国